いささか遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
では、さっそく、恒例の年賀状のご紹介をば。
まずは、河崎実監督からのおハガキ。

4つのお仕事のご紹介が。わたしは、このうちの2作品に出演させていただいた。毎度ご用命くださり、誠にありがとうございます。おハガキには、「また、おねがいします!」との実にアリガタイ手書きのメッセージも。もちろん、また、おねがいされますとも。今年も、なにとぞごひいきに願います<(_ _)>
そして、真水稔生さんからのおハガキ。
※例によって、プライバシー保護のため、一部画像に手を入れております。悪しからず、ご了承くださいませ。
ご登場のソフビ怪獣は、カメラの前でポーズを決めるエレキング選手であります。今年の干支・牛の体表の模様から、エレキングのそれを連想してのチョイスなのかな。後ろに見えるのは、川だろうか、池だろうか。いずれにせよ、やはりエレキングには、水辺の景色が似合うことよのう。
というわけで、皆さま今年も、元気でいきまっしょーっ!
……いやいやいや。せっかくなので、昨年末の身辺雑記など。
CS放送「時代劇専門チャンネル」にて、映画『赤穂浪士』を視聴。「講釈師、冬は義士、夏はお化けで飯を食い」なんて言葉もあったなあ。やっぱ、年末は忠臣蔵モノだがね(^_^;
この映画は、1961年公開の東映作品。監督は松田定次さん、主演は片岡千恵蔵さん。片岡さんといえば、加藤剛さん主演のテレビドラマ『大岡越前』で、越前の父、大岡忠高を演じられたのが思い出される。
出演は、ほかに、中村錦之助、東千代之介、大川橋蔵、中村賀津雄、里見浩太郎、松方弘樹、木暮実千代、大河内伝次郎、近衛十四郎、山形勲、月形龍之介、大友柳太朗、市川右太衛門(以上、敬称略)といった、そうそうたる顔ぶれ。まさに、古き良き映画黄金期を忍ばせるオールスターキャストだ。
あと、『光速エスパー』で朝川博士を、『ミラーマン』で御手洗博士を、『宇宙鉄人キョーダイン』で葉山博士を、それぞれ演じられた宇佐美淳也さんが、「お離しくだされ、梶川どの」のセリフで知られる梶川与惣兵衛の役で出演されてるのも観られて、よくわかんないけど、なんだか得した気分に……。それにしても、宣弘社で撮っても、円谷プロで撮っても、東映で撮っても、ぜーんぶ博士て、スゴイなー(^_^;
さらに、この時期は、ボクらの平山亨先生が松田組に助監督として付かれていた期間に重なる。
平山先生はその後、何本かの映画の監督を務められた後、京都の撮影所を離れ東京は本社テレビ部に異動、『仮面ライダー』シリーズをはじめとする幾多のテレビドラマをプロデュース。撮影所時代に「かしわ鳴くまで」ともに働いた「千人の仲間たち」を招いて制作された作品の数々は、いまだボクらを魅了してやまない。……というのは、東映特撮作品にお詳しい方々には、すでにご承知のお話だ。
中でも、『仮面の忍者赤影』は、各所にあえて時代劇の枠を取り払ったお遊びの要素を盛り込みながらも、全体としての骨格にわずかな揺るぎもうかがわせぬ見事さは、京都で本格時代劇を撮り続けてきたプロ集団の職人技に支えられた部分の大なること、想像に難くないと言えよう。
それにしても、昔の時代劇映画を観ても、どーしても特撮の話題につながってしまうあたりが、我ながら昭和のおたくのゴウをしみじみ感じざるを得ないとゆーか。ちなみに、映画のエンドロールで、助監督・平山亨のクレジットを確かめようとしたら、カットされていたのだった……orz
さて、今年は、『赤穂浪士』の封切りから数えて、ちょうど60年。この間、数知れぬヒーローたちが劇場の大スクリーンに、はたまた、お茶の間のテレビ画面にと、登場しては大活躍し続けてきた。これからの60年は、ウィズ・コロナ、もしくは、アフター・コロナを踏まえたものになるのだろうか。
誠に残念なことながら上に名を挙げた方たちの大半が亡くなられた今、新しいヒーロー像を生み出す、どんなスタッフ、キャストの方たちが、現れるだろうか。
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