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2006年10月25日 (水)

外画動画吹き替え放送50周年記念パーティー

 赤坂プリンスホテル2階「五色の間」にて、音声連(日本音声製作者連盟)・日俳連(日本俳優連合)・マネ協(日本芸能マネージメント事業者協会)共催による外画動画吹き替え放送50周年記念事業のパーティーに出席する。

 「五色の間」は、5室に分かれているが、今日はその全フロアぶち抜きで、業界関係者総勢2,300名が一同に会しての立食パーティー。会場内に散在するテーブルにはビールが置かれ、また、ウエイターが水割りなどを持って会場内を歩いている。ずらりと料理が並んだコーナーも何箇所かあり、目の前でコックが肉を切り分けたりしてくれる。まるで外国映画に出てくる豪華客船の船上パーティーに迷い込んだようだ。

 午後6時30分、『スパイ大作戦』のテーマ曲が流れると、壇上に司会進行の大平透さんが登場、来賓の挨拶がこれに続く。この記念事業の実行委員長で音声連会長の植村伴次郎氏、NHK会長の橋本元一氏、テレビ朝日社長の君和田正夫氏、日本動画協会理事長の松谷孝征氏。テレビ朝日は、今年40周年を迎える映画番組の老舗、淀川長治さんの解説で親しまれた『日曜洋画劇場』の放送局。いかめしい肩書きの方が続くが、お互いをニックネームを呼び合ったりして、和気あいあいとした雰囲気。吹き替え50年の歴史をともに築いてきた戦友どうしといったところか。

 このあと、前半のコーナー司会に、堀内賢雄さん、日高のり子さん、後半のコーナー司会に、浪川大輔さん、朴路美さんを迎えて進行する。

 まずは、この50年の吹き替えの歴史を振り返るビデオの上映。『奥さまは魔女』の映像が流れるとナレーターの中村正さんの当時のお写真が映し出され、同時にこのパーティーへの中村さんの挨拶の言葉が流れる。同様に、『じゃじゃ馬億万長者』の映像に青野武さん、『0011ナポレオン・ソロ』では野沢那智さん、『スパイ大作戦』の若山弦蔵さん、『謎の円盤UFO』の広川太一郎さん、『刑事コロンボ』の石田太郎さん、『チャーリーズ・エンジェル』の小山茉美さんなどと続く。このほかにも、池田昌子さん、滝口順平さん、戸田恵子さん、八奈見乗児さんなどのご挨拶。

 上映の合い間に会場内を歩いていると、とり・みき先生にお会いする。とり先生は、OTC時代に声優さんへのインタビューコーナーにご出演いただいた。今、わたしが、ムーブマンに所属し、このパーティーには俳優として参加したことをご報告する。今回のパーティーのポスターは大勢の声優さんの似顔絵が描かれたものだが、これを描いたのが、とり先生だそうだ。また、先ほどのビデオの制作にも関わっておられたとのこと。なるほど。OTC時代に、とり先生をMCとした『吹き替え声優大辞典』という番組を制作したが、ホントは、さっきのビデオみたいな番組にしたかったのだ。もっと予算があったらなあ。

 さらに、矢島正明先生にお会いする。先生にはこの春まで二年間にわたって、養成所で吹き替えやナレーションなどのご指導をいただいた。さき程のビデオで先生は、『宇宙大作戦』のジェームス・T・カーク船長の声でご挨拶なさっていた。その録音を録ったのが、他ならぬ、うちの事務所のアナウンス・ブースだったことをお聞きする。その折、事務所に貼られていたわたしのプロフィール写真をご覧になり、代表の羽佐間道夫とわたしのことを話題にお話しくださったそうだ。ありがたや、ありがたや。

 ほかにも、わたしがお顔を存じあげている声優の方々のお姿を拝見することができた。順にお名前をあげさせていただくと、池水通洋さん、内海賢二さん、小原乃梨子さん、たてかべ和也さん、田中真弓さん、田原アルノさん、永井一郎さん、中村正さん、野沢那智さん、古川登志夫さん。まさに、日本声優界オールスター総出演といったところだ。こういった豪華メンバーと普通にすれ違ってしまうところが、このパーティーのすごいところだ。あと、友人の酢こんぶ氏のために、井上喜久子さんのお姿をお見かけしたことも書いておこう。ふっふっふ。ブルーのドレスが素敵でした。

 壇上では、さらに、企画が進行している。お次は、日本のアニメ長寿番組の紹介。『ポケットモンスター』や『クレヨンしんちゃん』が紹介されたあと、ご長寿第二位の『ドラえもん』が登場。壇上には、大山のぶ代さんが上がり、司会者とのやりとり。さらに、ご長寿第一位は、ご存知『サザエさん』。主演の加藤みどりさん登場。この番組は、もう38年になるそうだ。どうりで。この番組が始まったとき、わたしは、小学三年生だったのだ。毎週木曜日が収録。金曜、土曜に技術的な作業が行われ、日曜に放送となるそうだ。ずっと放送を続けている番組のため、ストックはない。38年間、休みなく毎週収録を続けているのだ。すごい。

 さらに、壇上に、ささきいさお氏が登場し、往年のヒット曲「宇宙戦艦ヤマト」、デビュー曲の「たたかえ!キャシャーン」を生歌で披露するにいたり、場内の興奮は最高潮に達する。満場の場内に手拍子と歓声がこだまする。

 締めとして、音声連代表理事の南沢道義氏のご挨拶、我らが代表で、この事業の実行副委員長、羽佐間道夫の一本締めが行われるが、それで終わりではない。来宮良子さんの閉会のアナウンスが流れ、そしてそして、最後の最後にスクリーン上に淀川長治さんが現れ、おなじみの「さよなら、さよなら、さよなら」のご挨拶で終了。もう本当におなか一杯です。

 ちなみに、とり先生が声優さんについて書いた本には、以下の二冊がある。ご参考までに。

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とり・みきの映画吹替王 Book とり・みきの映画吹替王

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