「藤岡藤巻」ライブ
「藤岡藤巻」とは何か、については書きたいことも多いが、長くなるので、詳細は下記公式サイトで。
「"藤岡藤巻"公式サイト おやじエンタティンメント!」
http://www.oyajienta.com/
午後6時、青山のライブハウス「AOYAMA月見ル君想フ」着。あとから来るはずのフリーデザイナーA氏に、その旨メール送る。午後6時半、定刻どおりに入場。そのまま地下一階のフロアに席を二人分確保して、カウンターで生ビールを受け取り、席に着く。
午後7時半、やはり定刻どおりに、一組目の「越路姉妹」さん演奏開始。盛り上がる客席。A氏は、まだ来ない。
午後8時半、「越路姉妹」さん演奏終了。入れ替わる形でA氏やっと現れる。客席の人数は膨れ上がって、立ち見も出るほどだ。入場者数がピークを迎える中、二組目の「ソワレ」さん歌い出す。やっぱ「シャンソン歌手」って早口言葉だよなあ。
一時間あまりの歌が終わって休憩時間となる。トイレに立って生ビールをお代わりして席に戻る。準備完了。
午後10時まであとわずか、というところまできて、「藤岡藤巻」やっと登場。長かった。この店に着いてから約4時間。やっと再会できた彼らはしかし、いつもとちょっと様子が違っていた。
ステージの背後に貼り出される二枚のモゾウ紙。書かれているのは……、曲のタイトルだ。藤巻氏が説明を始める。「えー、これが今日できる曲のリストです。今日は、この中から皆さんのリクエストで6曲を選んで演奏します。順番に拍手してください」
書かれていたのは、以下の14曲のタイトル。
1枚目
「牛乳 トイレットペーパー 海苔」
「息子よ」
「娘よ」
「Fight!」
「いーよな若くて」
「贈られる言葉」
「俺は演歌が大嫌い」
「俺はラブソングが大嫌い」
2枚目
「ラシドの歌」
「尾崎家の祖母」(「おざきんちのばばあ」と読む)
「ブスにもブスの生き方がある」
〈新曲〉
「いーよなジジイッて」
「なあ藤巻藤岡」
「オレのせいか?」
以下、緊急アンケートの結果、演奏された6曲と、ついでに決まった(笑)、アンコール曲も紹介していこう。
「牛乳 トイレットペーパー 海苔」
仕事を終え、疲れた体を引きずって帰路につくおやじの携帯に、女房からのメールが入った。その内容とは……。もともとは、「牛乳 サランラップ 海苔」という曲だったが、商品名が含まれていては紅白に出る際にさしさわりがあろうという理由で(笑)、こう変更された。
「Fight!」
こんなタイトルで曲調がマイナーなどとは、誰も思うまい。ヨワイ五十を過ぎた老いによる衰えを切々と歌い上げる。そういえば、わたしも最近、老眼で、近くて細かい字が読めなくなってきてるしなあ。
「いーよなジジイッて」
アルバム収録曲「いーよな若くて」が若者を対象にした歌だったのを、老人を対象にした歌にした替え歌。以下、新曲3曲を、わたしたちは世界で一番早く聴いたわけだ。いや、だからどうだと言われても(^_^;
ここで、たまりかねたように、立ち見の若い連中がこぞって消える。そーだよ、「藤岡藤巻」の客席は、こーでなきゃ。
「俺はラブソングが大嫌い」
長くディレクター、プロデューサーとして音楽業界に関わってきた藤岡氏は、実は、ラブソングが大嫌い。そのラブソングが内包する危うさを、ミもフタもない本音で暴き出す!
「なあ藤巻藤岡」
2年近く、この活動を続けてきて、いい加減飽きていると言う二人。お互いに言いたいこともあるのだが、まともに言い合うとケンカになるので、曲にしてみました、というこの曲。ろくに練習していない、とのことで、ドしろうとのわたしから見ても、明らかに間違えていた(^_^;
「オレのせいか?」
帰省ラッシュの車中でも、一日の仕事を終えて疲れて帰り着いた我が家でも、家族はいつも揉めている。例によって、ぶつぶつとグチを言い始める妻。泣きわめく子ども。おやじはその傍らで、じっと黙って耐えている。オレか? オレが悪いのか? オレだってこんなにがんばっているっていうのに、オレのせいだっていうのか?
以上の6曲を終え、いったん袖に引っ込んだものの、間髪を入れずに再登場するメンバー。まるで、「早く片付けて、早く帰りたいんだよ」と言わんばかりだ(^_^;
「ラシドの歌」
明るい歌が嫌いな藤岡氏の暗い歌声が、場内に響き渡る。「ドレミの歌」をマイナー調にして暗い歌詞をつけた歌だと思ってください。「ドレミの歌」に似すぎている、という理由で、アルバムに入れられないそうな。したがって、この曲を聴くには、こうしてライブに足を運ぶしかない。いや、それほどまでして聴く曲か、といわれると……(^_^;
この曲の演奏開始前には、「一緒に歌ってください」ということで、客席に歌詞カードが数枚配布された。ためらいがちに受け取るお客さん。いーなー。わたしも欲しかったが、席が後ろで手が届かなかった。
そんなこんなで、午後10時45分、一ヶ月ぶりの「藤岡藤巻」を堪能して帰宅する。
最後に、「藤岡藤巻」のCDを以下にご紹介しておこう。なお、各曲の歌詞は、藤岡氏、藤巻氏、ならびに、彼らの周りの人たちの実体験にもとづいているという。
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よろけた拍子に立ち上がれ! アーティスト:藤岡藤巻 |
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娘よ アーティスト:藤岡藤巻 |
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藤岡藤巻I(DVD付) アーティスト:藤岡藤巻 |
また、「藤岡藤巻Ⅰ」の収録曲の一部は、下記のサイトで聴くことができる。
「Sony Music Online Japan : 藤岡藤巻」
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SMER/FujiokaFujimaki/
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コメント
越路姉妹はどうだったの?客席まで降りてきたって言ってたじゃん。顔近づけて歌ってくれたの?鼻から豆を飛ばしてくれた?(あ、あれはシャンソンだから「ソワレ」か(^^;)
つううか曲調は?
で、ラシドの歌、うらやましいわりには一緒に歌ってなかった感じじゃん、声が聞こえなかったよ。
若者は2階に上がって聞いてたんじゃない?だってCD売ってたから買いに言ったんでしょ。
とにかくおもろかった。
でも、なんで楽しみにしていた「藤岡藤巻」の時にトイレに行ったの?
もしや2階でナンパ?!
投稿: フリーデザイナA | 2006年10月20日 (金) 17時18分
> 越路姉妹はどうだったの?
> 若者は2階に上がって聞いてたんじゃない?
コメントの必要なし。
> で、ラシドの歌、うらやましいわりには
> 一緒に歌ってなかった感じじゃん、
> 声が聞こえなかったよ。
生まれてから二度しか聴いたことないんだ。歌えるかあ!
> でも、なんで楽しみにしていた「藤岡藤巻」の時に
> トイレに行ったの?
最近、歳のせいか、トイレが近くて……。
> とにかくおもろかった。
まあ、なんにしても楽しんでもらえたようでなにより。さあ、君も周りの人たちを「藤岡藤巻」に折伏してあげよう。ラブ・アンド・ピースで! ハンド・イン・ハンドで!
投稿: 木全 直弘 | 2006年10月20日 (金) 23時18分