« 『成層圏フィギュアの王国』#107収録 | トップページ | 『刑事コロンボ』「魔術師の幻想」観る »

2006年12月11日 (月)

「詭弁論理学」読了

 野崎昭弘著「詭弁論理学」読了。人が議論するとき陥りがちな強弁・詭弁のさまざまなパターンを、数学者である著者がときに簡単な数式をまじえながら、やさしく解説した本。初版発行は1976年だが、わたしが入手したのは、2002年発行の46版。時代を越えた名著といえよう。他人の詭弁に惑わされないために、そしてなにより、自分がうかつに詭弁を振り回さないための自戒の意味を込めて読む。

 近年、ネット上での炎上がたびたび話題になるが、見ず知らずの他人とテキストのみで、しかもリアルタイムで意見交換を行うようになった今日、議論のための技術を学ぶことの重要性はかつてないほど増しているのではないか。

 ところで、巻末の付録「鏡をめぐっての会話」の中に、だしぬけに物理学者、山内恭彦(やまのうち・たかひこ)の名が出てくる。懐かしいなあ。学生時代、サークルの仲間と一緒に、この方の著した「物理数学」という本を読んだのだ。エネルギー保存則などを数学的・物理学的に厳密に議論した本。勉強は、自発的にやらなくては楽しくない。そんなことを考えた日々のことを思い出す。

詭弁論理学 Book 詭弁論理学

著者:野崎 昭弘
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 『成層圏フィギュアの王国』#107収録 | トップページ | 『刑事コロンボ』「魔術師の幻想」観る »

コメント

 議論の本ですか。私もブックオフで買った、「議論に勝つ本」(マイケル・ギルバート)を読もうかな。その後、ソチラの本を読んでみようかと。

 木全さんは、読書の時間をどのように捻出しているのですか?差し支えなければ、教えて頂きたいのですが・・・。
 ちなみに私は電車の中で。15分ぐらい。最近やっと「実践常歩(なみあし)剣道」読了。股関節鍛えるぞ!ではまた。

投稿: キグルイ | 2006年12月12日 (火) 18時11分

> 読書の時間をどのように捻出しているのですか?

 学生時代とかサラリーマン時代とか、毎日同じ日常を繰り返す日々では、通勤・通学の車中で本読んでましたね。今は、時間がデタラメなので、空いた時間にキリのいいところまで読んで、といった繰り返しですが。

 ちなみに、未読ならば、以下の二冊の読書をぜひお薦めします。いずれも上で述べた「物理数学」などの専門書を除けば、わたしにとって、人生で一番参考になった二冊といっていいでしょう。別に著者の信者になる必要はありませんが、混迷を続ける現代において、必読の基礎教養といってよいでしょう。

 デール・カーネギー著「道は開ける」「人を動かす」

 前者は、自らの内にある悩みと付き合う法、後者は、他者との望ましい付き合いのあり方を述べた名著です。

 ブックオフで安く売っていなければ、図書館で借りる、という方法もありますよ。

投稿: | 2006年12月13日 (水) 02時53分

 お薦め本の紹介有難う御座居ます。いざとなればアマゾンで買ってでも。

 今日は早く仕事が終わり、久方ぶりに「覚悟のススメ」を読み返しました。丁度エヴァと時期が重なってたんですね。どうせならコッチをリアルタイムで追いたかったと今思う次第。
 こんなにカッコ良くて、笑えて、少しタメになる漫画が読める今にガラにも無く感謝。一番嬉しかったのが、怒り狂って強くならない事。あくまでも自分の力と技と武器と気構えで戦うのがイイです。そしてそれ故に、仲間の後方支援が映えること、映えること。シグルイもいいけど、やっぱりコッチもイイ。

 ダラダラと失礼しました。読了直後でつい・・・。

投稿: キグルイ | 2006年12月13日 (水) 20時20分

ついにぼけたか!キマタン!
これって、高校の時、俺が貸したじゃん。
しかも読了して、「これってみんなお前じゃん」って言ったじゃん(^^;
遙か昔に読了してるよ、君(^o^)

ぬぬ?ワザとか?!
「わはははは、かかったな!今回再び読んで読了したから、「読了」だ。コレで良いのだ」って言いたいから?!
それともblogネタのためにあえて?!

つううか、「覚悟のススメ」最高だね!俺も大好き!ぐっと来るよ。単行本の最終回も良いが、週刊誌に連載してたときの最終回も良かった。
特別編のチャンピオンと、チャンピオンREDに載ったカラーもまだうちにある。
ほんとあの作品は傑作だね。
ついでに「悟空道」もいいよぉ。ガランもいいぞぉ。
週刊誌でリアルタイムに読んでいたがもう感動の嵐だった。第1回は絵柄で騙されてすっ飛ばしたが、自分が間違ってた。これは反省!

ん?ディール・カーネギー「人を動かす」なんて大学の時に流行ったから読んだが、笑い話かと思ったが、意外とねぇ・・・。(^^;

投稿: フリーデザイナA | 2006年12月14日 (木) 18時42分

ついでに言うとたしか「議論」の本でなく、「記号論理学」の見地からみた「詭弁」の考察じゃなかったっけ?
集合記号で考えたら一目瞭然なのに言葉だと騙される事例とか無かったっけ?
とにかく懐かしいなぁ。まだ家にあるはず。探してみようかなぁ。
確かにあの高校時代は熱かったなぁ、変な奴一杯居て。

投稿: フリーデザイナA | 2006年12月14日 (木) 18時46分

 Aさんアツイですね。

 エッ!!雑誌は又違うのですか!?そういえば「悟空道」も最後本と雑誌違かったような・・・。やってくれたのう。シグルイも本だとセリフ変わってるとこあるし。油断できませんな。

 Aさんは、mixiかブログはやっているのですか?とても知りたいです。

 木全さんスイマセン。この場を勝手に・・・。

投稿: キグルイ | 2006年12月14日 (木) 21時18分

> 木全さんスイマセン。この場を勝手に・・・。

 いえ、いいんですけど。

> これって、高校の時、俺が貸したじゃん。

 あれっ! そうだっけ? 今の今まで忘れてたよ。この本で参考文献としてあげられている阿刀田高著「詭弁の話術」(KKベストセラーズ ワニの本)を自分で買って読んだことはしっかり憶えてるんだがなあ。
「いや、メモしとかないと、片っ端から忘れちゃって……」(小池朝雄さんの声で)

> 「これってみんなお前じゃん」って言ったじゃん

 いや、失礼な発言があったのなら、あやまります。
ていうか、君、なにかっていうと昔の話を蒸し返す古女房みたくなってるぞ(^_^;

投稿: 木全 直弘 | 2006年12月15日 (金) 01時16分

いやぁ、高校時代の記憶って実は多くなくてさ、かろうじて残ってる一つだったから、すまんね。
失礼な発言とかじゃないし、そんなこと言ってる訳じゃないから大丈夫さ。それ以上に俺、失礼な発言をしてるはずだし(ソウジャナキャ、コンナハツゲンハ、キマタンカラデナイ)(^^;

つううか、ぼけたかと思って心配したよ。でも、印象に残ってなかったのかぁ、この本。阿刀田高著「詭弁の話術」よりも面白かったんだけどなぁ。(あ、阿刀田高は好きで他の本も読んでいたけど、ブッラックユーモアの本の1話しか頭に残ってないや)
この時代で印象に残ってる本は、これと、「ゲームの理論」(ブルーバックス)だけだからさ、余計ねぇ。俺、もっと沢山ブルーバックス読んでるはずなのになぁ。今度は逆にキマタンに言われそう。

ところでブログ、mixiもやってるし、少しマイナーなechoo!ってのもやってます。でも面白くないよ、適当に書いてるだけだし。mixiはかなりダークな話多いしechoo!は善人な話多いし。
mixiならキマタンのページからたどれるよ。ということはキグルイさんもたどれるって事か?見に行くぜ!
燃やすぜ!BURRRRRRRNN!

投稿: フリーデザイナA | 2006年12月15日 (金) 18時44分

言い忘れた。
ライオン丸Gって「ジゴロ」の「G]かも・・・・

投稿: フリーデザイナA | 2006年12月15日 (金) 19時12分

 なんか凄い事になってますね。nochさんってもしかして・・・。

 Gは一体何の略?グラ賽?がぶり寄せ?グルジオス?ゴルドラン?まさかぐーぐーがんも?

 又くだらない事を・・・。スイマセン。(何回謝ってんだ?) 

投稿: キグルイ | 2006年12月15日 (金) 20時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/165037/4517592

この記事へのトラックバック一覧です: 「詭弁論理学」読了:

« 『成層圏フィギュアの王国』#107収録 | トップページ | 『刑事コロンボ』「魔術師の幻想」観る »