ゆりかもめに乗ったついでに、台場駅で下車してみる。ここを訪れるのは、公開前、公開中に続き、三度目である。
ゆく夏を惜しむようなツクツクボウシの鳴き声の響く林に囲まれ、そろそろ暮れようとする陽ざしを浴びて、ヤツはたたずんでいた。公開終了後10日あまり、ほとんどBパーツだけの姿になって。周囲は、解体作業のためであろう、フェンスがめぐらされている。
あたりの空気はすでに、蒸し蒸しとした夏のそれではなく、さわやかそのものである。
30年目の夏が、今、終わりを告げようとしているのを実感した。
※写真左下は、取り外された両肩から先の部分。
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