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2011年8月14日 (日)

救急車で病院に担ぎ込まれる

 フリーデザイナA氏、酢こんぶ氏、里中氏とともに、東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット80に一般参加する。

 お昼12時ちょうど、りんかい線国際展示場駅前に無事参集した我々4名は、さっそく入場。わたしは、東館に向かう途中で、差し入れ用のペットボトルの水2本を購入。人様に差し入れる心の余裕があったのに、なぜ自ら水分補給を怠ったのか。今思えば、悔やまれてならない。

 東館に入ると、まずは、次回参加申込書セットを購入。次いで、唐沢なをき先生ご夫妻のブース「からまん」に向かう。

 と、その手前で声をかけられる。唐沢俊一先生のブース「東文研」だ。いや、わたしは気づかずに通り過ぎてしまったのだが、同伴の者に引き戻された。先生、不注意で、すいませんでした(^_^;

 その後、なをき先生ご夫妻に、ご挨拶。差し入れをお渡しし、記念に写真を撮っていただく。
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 実は、写真では笑顔のお二人も、すでに暑さで結構バテてらした。だが、このときはまだ、わたしにとって、それは人ごとだった。写真を見れば、すでに汗でメガネもずれて、やばい感じになっているのだが、自分では、まるで気づいていない。我ながら、なんとウカツな。

 続いて、氷川竜介さんのブース「IRD工房」へ。氷川さんに久しぶりのご挨拶をして、新刊「ロトさんの本27 巨大ロボットアニメの時代 金田伊功インタビュー完全版」を購入。これは、じっくり読ませていただこう。

 ここまでは、予定の行動。さらに、思いがけず、吾妻ひでお先生の本を置いているブースを発見。おお、これは! すかさず、産直あずまマガジン増刊ふらふらひでお絵日記とコピー誌を購入。

 さて、これからどうするか。同行者たちに聞いても、特にないとのこと。それではと、今日二つ目の目的地に向け、早々にコミケ会場を後にする。

 ここまで、わずか1時間。だが、ポケットに入れてあったハンカチは、すでに、汗でグショグショ。しかし、特にノドは乾いていない。ここで、なぜ、せっかく用意してきたお茶を飲まなかったのか。油断とは、こういうことを言うのだろう。

 ゆりかもめで台場駅へ。さらに、歩いて5分ほどのシンボルプロムナード公園セントラル広場へ。ここでは、お台場ガンダムプロジェクト 2011と称して、ガンダム・パーツの展示をしている。写真は、日替わりで絵柄が変る入場券。
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 各パーツは、頭部のほかは、右前半身が上向きに並べられていた。頭部は、こんな感じ。
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 この脇に自転車が据え付けられており、それをこぐと発電して目が光る仕掛けだ。今のエコなご時勢に配慮してのことか。

 などと、のん気なことを考えていられたのも、ここまで。急に、腹部に痛みが。お腹の中央を下に引っぱられるような痛み。とりあえず、会場のトイレを借りるが、断続的な痛みは、止むどころか、より強く、より頻繁に襲ってくる。

 やむなく、しばらく、木陰のベンチで休む。ほかの3人を放っておいて申し訳ないが、正直言って、今は、それどころではない。

 この後、さらに一人を加えた総勢5名で食事に行く予定だったのだが、どうやら、リタイヤせざるを得ないようだ。動けないので、携帯電話をかけ、3人と合流する。

 このまま帰ることを告げ、皆で駅へ向かう。今日は日曜だから、開いている病院を探すのが大変そうだ。だが、ここはとにかく、一旦、帰宅するしかない。しかし、痛みは、だんだんひどくなるばかり。この際、贅沢には目をつぶり、タクシーを使うか。

 ところが、わずか歩いて5分の駅にたどり着けない。痛みで、途中のベンチにへたり込んでしまう。痛みは我慢しきれないほどになり、ほとんど間断なく襲ってくる。

 A氏に、救急車を呼ぼうかと聞かれる。もう、そうしてもらうしかない。動けないし、痛くてかなわん。

 ほどなくして、A氏の連絡で駆けつけた救急車に乗せられる。乗せられた瞬間に感じたのは、涼しい、だった。そして、コミケ会場にほど近い、がん研有明病院に担ぎ込まれる。ここでも、中に入った第一印象は、涼しい、だった。ここまで、いかに暑いところに、そして、それを意識せずにいたのかだ。

 救急処置室のベッドに移されると、まずは、点滴。さらに、脈拍、血圧、体温、血液を調べられ、心電図をとられ、レントゲンを撮られ……。点滴のせいか、涼しいところで横になったせいか、痛みは、ずっと和らいできていた。医師や看護師さんたちは、皆親切で、対応も丁寧だった。この間、付き添って来てくれたA氏は、ずっと、室の前で待っていてくれたそうだ。

 一本目の点滴が終わる頃、医師から、検査の結果を受けての、熱中症、脱水症状による腹痛との診断結果を告げられる。ほかに悪いところはないそうだ。

 やれやれ、結局のところ、コミケ参加者に飽きるほど聞かされていた、暑さ対策を怠った結果だったわけだ。情けない話じゃないか。検査をしてくれた看護師さんは、「あのマンガのイベントですよね。ここにも、よく運ばれて来るんですよ」などと、にこやかに話していた。しかし、大事に至らなくて、ホッともする。

 二本目の点滴が始まると、病室を移された。やっと、A氏と再会。世話かけて、悪かったねー。

 二本目が終わって、ようやくベッドから抜け出せた。病院を出る。日が暮れて、涼しくなっていた。A氏が、台場で別れた連中に連絡を入れてくれた。

 その後、A氏とともに、新宿に移動して食事。食事は普通に食べられた。もちろん、食後には、すかさず、病院で出してもらった整腸剤を飲む。そして、いつもより余計に水も飲む。

 今回、熱中症の恐ろしさが身にしみて分かった。これからは、十分用心するとしよう。

 一段落したところで、わたしの手元に残ったのは、ありきたりな教訓と病院からの請求書だった……orz

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