救急車で病院に担ぎ込まれる
フリーデザイナA氏、酢こんぶ氏、里中氏とともに、東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット80に一般参加する。
お昼12時ちょうど、りんかい線国際展示場駅前に無事参集した我々4名は、さっそく入場。わたしは、東館に向かう途中で、差し入れ用のペットボトルの水2本を購入。人様に差し入れる心の余裕があったのに、なぜ自ら水分補給を怠ったのか。今思えば、悔やまれてならない。
東館に入ると、まずは、次回参加申込書セットを購入。次いで、唐沢なをき先生ご夫妻のブース「からまん」に向かう。
と、その手前で声をかけられる。唐沢俊一先生のブース「東文研」だ。いや、わたしは気づかずに通り過ぎてしまったのだが、同伴の者に引き戻された。先生、不注意で、すいませんでした(^_^;
その後、なをき先生ご夫妻に、ご挨拶。差し入れをお渡しし、記念に写真を撮っていただく。
実は、写真では笑顔のお二人も、すでに暑さで結構バテてらした。だが、このときはまだ、わたしにとって、それは人ごとだった。写真を見れば、すでに汗でメガネもずれて、やばい感じになっているのだが、自分では、まるで気づいていない。我ながら、なんとウカツな。
続いて、氷川竜介さんのブース「IRD工房」へ。氷川さんに久しぶりのご挨拶をして、新刊「ロトさんの本27 巨大ロボットアニメの時代 金田伊功インタビュー完全版」を購入。これは、じっくり読ませていただこう。
ここまでは、予定の行動。さらに、思いがけず、吾妻ひでお先生の本を置いているブースを発見。おお、これは! すかさず、産直あずまマガジン増刊ふらふらひでお絵日記とコピー誌を購入。
さて、これからどうするか。同行者たちに聞いても、特にないとのこと。それではと、今日二つ目の目的地に向け、早々にコミケ会場を後にする。
ここまで、わずか1時間。だが、ポケットに入れてあったハンカチは、すでに、汗でグショグショ。しかし、特にノドは乾いていない。ここで、なぜ、せっかく用意してきたお茶を飲まなかったのか。油断とは、こういうことを言うのだろう。
ゆりかもめで台場駅へ。さらに、歩いて5分ほどのシンボルプロムナード公園セントラル広場へ。ここでは、お台場ガンダムプロジェクト 2011と称して、ガンダム・パーツの展示をしている。写真は、日替わりで絵柄が変る入場券。
各パーツは、頭部のほかは、右前半身が上向きに並べられていた。頭部は、こんな感じ。
この脇に自転車が据え付けられており、それをこぐと発電して目が光る仕掛けだ。今のエコなご時勢に配慮してのことか。
などと、のん気なことを考えていられたのも、ここまで。急に、腹部に痛みが。お腹の中央を下に引っぱられるような痛み。とりあえず、会場のトイレを借りるが、断続的な痛みは、止むどころか、より強く、より頻繁に襲ってくる。
やむなく、しばらく、木陰のベンチで休む。ほかの3人を放っておいて申し訳ないが、正直言って、今は、それどころではない。
この後、さらに一人を加えた総勢5名で食事に行く予定だったのだが、どうやら、リタイヤせざるを得ないようだ。動けないので、携帯電話をかけ、3人と合流する。
このまま帰ることを告げ、皆で駅へ向かう。今日は日曜だから、開いている病院を探すのが大変そうだ。だが、ここはとにかく、一旦、帰宅するしかない。しかし、痛みは、だんだんひどくなるばかり。この際、贅沢には目をつぶり、タクシーを使うか。
ところが、わずか歩いて5分の駅にたどり着けない。痛みで、途中のベンチにへたり込んでしまう。痛みは我慢しきれないほどになり、ほとんど間断なく襲ってくる。
A氏に、救急車を呼ぼうかと聞かれる。もう、そうしてもらうしかない。動けないし、痛くてかなわん。
ほどなくして、A氏の連絡で駆けつけた救急車に乗せられる。乗せられた瞬間に感じたのは、涼しい、だった。そして、コミケ会場にほど近い、がん研有明病院に担ぎ込まれる。ここでも、中に入った第一印象は、涼しい、だった。ここまで、いかに暑いところに、そして、それを意識せずにいたのかだ。
救急処置室のベッドに移されると、まずは、点滴。さらに、脈拍、血圧、体温、血液を調べられ、心電図をとられ、レントゲンを撮られ……。点滴のせいか、涼しいところで横になったせいか、痛みは、ずっと和らいできていた。医師や看護師さんたちは、皆親切で、対応も丁寧だった。この間、付き添って来てくれたA氏は、ずっと、室の前で待っていてくれたそうだ。
一本目の点滴が終わる頃、医師から、検査の結果を受けての、熱中症、脱水症状による腹痛との診断結果を告げられる。ほかに悪いところはないそうだ。
やれやれ、結局のところ、コミケ参加者に飽きるほど聞かされていた、暑さ対策を怠った結果だったわけだ。情けない話じゃないか。検査をしてくれた看護師さんは、「あのマンガのイベントですよね。ここにも、よく運ばれて来るんですよ」などと、にこやかに話していた。しかし、大事に至らなくて、ホッともする。
二本目の点滴が始まると、病室を移された。やっと、A氏と再会。世話かけて、悪かったねー。
二本目が終わって、ようやくベッドから抜け出せた。病院を出る。日が暮れて、涼しくなっていた。A氏が、台場で別れた連中に連絡を入れてくれた。
その後、A氏とともに、新宿に移動して食事。食事は普通に食べられた。もちろん、食後には、すかさず、病院で出してもらった整腸剤を飲む。そして、いつもより余計に水も飲む。
今回、熱中症の恐ろしさが身にしみて分かった。これからは、十分用心するとしよう。
一段落したところで、わたしの手元に残ったのは、ありきたりな教訓と病院からの請求書だった……orz
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コメント
ご無沙汰しています。
御無事で何よりです。私の塒は34℃くらいあるので、熱中症には事欠きません。いつも水飲んでいます。早目早目、一寸ずつ水分補給するのがいいそうで。
投稿: キグルイ | 2011年8月19日 (金) 09時45分
早速のコメントありがとうございます>キグルイ氏
いやあ、今回は誠に不覚でした。これからは、おっしゃるとおり、十分注意いたします。
おかげさまで、今では、すっかり普段の日常に戻っております。
ちなみに、当日は、健康保険証を持ち合わせておらず、最初に病院から送られてきた請求書は、自己負担率155%で計算された36,000円のもので、一瞬気が遠くなりました。
後で保険証をFAXしたところ、自己負担率30%で計算し直されたものが再送されてきて、事なきを得ましたが。
今回は、水分の重要性とともに、保険の重要性を思い知った次第(^_^;
投稿: 木全 直弘 | 2011年8月19日 (金) 10時43分
お体大丈夫ですか?
木全さんが倒れた日に、えくちんさんと二人で、木全さんたちと同じ行動をしていました。
家にも、バナージ・リンクスのカードが有ります。
投稿: 木全FC会長 | 2011年8月26日 (金) 17時45分
お心遣い感謝いたします>木全FC会長さん
おかげさまで、体調は、すっかり元に戻りました。
加えて、以前より水分をよく摂る習慣が身につきました。アイアンキング?
ちなみに、ブログ文末の請求書ですが、検査料や薬代は請求されていますが、救急車で搬送された費用は含まれていません。
これじゃ、タクシー代わりに使うヤツが後を絶たないワケだ(^_^;
投稿: 木全 直弘 | 2011年8月26日 (金) 18時45分
キマチャン線細いもんねー
暑い日は無理できないね
凄い病気じゃなくて良かったね
なにげに台場は暑いよね
ガンガレきまたん
ジョア!!
投稿: よしだゆりぽ | 2011年9月 2日 (金) 19時32分
こっちにも当然書き込めるんだ。
災難でしたね。
保険証は今や免許証と同じサイズなのですから
持ち歩きましょう。
私は水分取りすぎてトイレが近かったです。
お腹がゆるくて苦労しました。
8/14当日は万歩計で16000歩を超えてました。
翌日は名古屋でしたので倒れるわけにはいかんのです。
とはいえ、かばんに入れたコミケでお姉さんを収めた一眼レフの重さは
かなりの負担でした。
お盆でしたが、新幹線は行きは自由席、帰りは窓側指定席を余裕で取れました
投稿: えくちん | 2011年9月 2日 (金) 21時24分
ゆりちゃん、コメントありがとー!
久しぶりだね。ゆりちゃんは元気そうで、なにより。
まだしばらく暑いらしいので、お互いガンバロー!
投稿: 木全 直弘 | 2011年9月 4日 (日) 14時06分
えくちんさん、コメントありがとうございます!
えくちんさんも相変わらずのようで、なによりです。
> 8/14(日)は会長と午後2時すぎからコミケに行ってました。
> 秋葉原→コミケ→お台場ガンダム
> 手の上で写真を撮ってもらう。
わたしたちは、
コミケ→お台場ガンダム→池袋焼肉食べ放題
の予定だったんですよ。
ちなみに、池袋焼肉食べ放題は、ちょうど一週間後に、同じメンバーでリベンジしました(^_^;
投稿: 木全 直弘 | 2011年9月 4日 (日) 14時07分