セーラーファイターから電話がかかってくる
21:45、突然見知らぬ電話番号より携帯に着信。
出てみると、
「セーラーファイターを演じている桂田です。木全さん、明後日のアフレコ行きますか?」
なんでも、喜井竜児監督から送られてくるハズのアフレコ台本と映像がうまく届いていないとのこと。この二つは、収録に先立って稽古に使うためのものだ。
その昔。
矢島正明先生や森功至さんら複数のレジェンドの方々からうかがった証言によれば、アフレコ前日にはスタジオで試写が行われ、当日のラステス(本番前の最終テスト)を経て収録が行われていたそうな。映像ソフトを再生する環境を自宅に備えている者などほとんどいなかった時代、現場でそれを確認するよりほかなかったのだ。
その後家庭用ビデオデッキが普及すると、収録前に台本とビデオテープが渡され自宅でリハーサルができるようになる。わたしにも経験があるが、自分のペースで稽古ができ、ありがたかった。
さらに時代は下って、今や台本と映像は電子ネットの彼方から送られてくるにいたる。
しかし、届かなくては意味がない。仕方がないので、わたしが受け取って自宅のパソコンに保存してあるファイルをメールで彼女にお送ってあげる。映像ファイルの方はサイズが大きいのでファイル転送サービスを利用したのだが、同サイトのFAQにもあるとおり金曜の夜だけあって回線が混み合っているらしくなかなか届かない。喜井監督から彼女に届かなかったのもそのせいか。
それにしても、なんの因果でわたしがこんな制作デスクみたいなことを……。いや、番組制作会社で似たような仕事をしていたから、やろうと思えばできてしまうのだがorz
ともかく、無事に届いたのでホッとする。彼女は現場で、どんな演技を見せてくれるだろうか。いや、それ以前に自分の演技は大丈夫なのか(^_^;
おまけ。たまたま前を通りかかった商店街のCDショップの店頭に貼られていたポスター。テレビ時代劇『必殺』シリーズで歌声を拝聴してのち幾星霜、今も演歌歌手としての活動を続けておられるご様子。お元気そうで、なにより。
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