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2015年7月13日 (月)

「仮面と生きた男・坂口祐三郎・十三回忌上映会」に行く

 新宿バルト9で催された「仮面と生きた男・坂口祐三郎・十三回忌上映会」に行く。

 もちろん、坂口祐三郎さんが主演された『仮面の忍者 赤影』の上映会だ。

上映会ご出演のお三方。左から、株式会社AMIプロジェクト・プロデューサーの青野レイナさん、同代表取締役で今年9月に坂口さんをモデルにした小説「仮面と生きた男」を上梓される瀬崎智文さん、ゲストのAKB48田名部生来さん。
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 まずは、トークショー。生前の坂口さんをよく知る瀬崎さんが、田名部さんに『赤影』や坂口さんの魅力をレクチャー形式で解説。

 田名部さんは、お母様が赤影を演じられた坂口さんに魅了された大ファンであること、ご自身は金目教の本拠地があるとされる滋賀県のご出身であることに、『赤影』とのご縁を感じるのだとか。

 お次は、瀬崎さんと青野さんによる朗読会。朗読された文章は小説「仮面と生きた男」の一部だろうか。生前の坂口さんや坂口さんと瀬崎さんとの交流の一端を知ることができた。

 今回はプレスとして入場したので、上映会のために用意された写真を掲載することができる。

坂口さんのお気に入りだったという一枚。この目ヂカラこそが、"きらりと光る涼しい目"というわけさっ!(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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上の写真を元に坂口さんのサインを添えたもの。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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こちらもステキなお写真だ。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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これは、ずいぶんお若く見受けられる。上京された頃のものだろうか。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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こちらは中年期に撮られたものだそうだ。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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これも同時期だろうか。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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 最後は、1969年の東映まんがまつり『飛びだす冒険映画 赤影』の上映。

配布された復刻版立体メガネ。DVD「仮面の忍者 赤影 THE MOVIE」に付いていたものだそうな。互いに補色となる赤と緑のフィルタを通して映像を観ることで、両眼立体視を実現する最も簡便な方法の一つ。
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 『飛びだす冒険映画 赤影』は、『仮面の忍者 赤影』全52話のうち第一部「金目教篇」13話分のダイジェストになっている。

 虜にした青影さんを囮に赤影さんをおびき出し、二人を攻め立てる霞谷(かすみだに)七人衆。絶体絶命のピンチに陥る赤影さんと青影さん。……と、そのとき、上空に「影」と大書された大凧が……。
「赤影殿ーっ!」
飛騨の里から白影さんが二人を助けに駆け付けたのだっ!筋を知っていてさえ、グッとこみ上げるもののある展開だ。

 3D映像は、鬼念坊(きねんぼう)と赤影さんとの対決シーンや朧一貫(おぼろ・いっかん)と白影さんとの対決シーンなどに用いられていた。

 いやそれにしても、天津敏さんのお芝居スゴイ迫力だわ。思わず金目様に、おすがりしたくなるもの。

 やはりプレス用に提供された秘蔵のお写真3点。

撮影所の食堂だろうか。赤影の装束をまとったまま食事をする坂口さんのお姿が。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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坂口さんと一緒に映っているのは見学者の方たちだろうか。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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撮影の合い間のスナップといったところか。いずれもモノクロ写真というところが時代を感じさせる。(C)瀬崎智文・AMIプロジェクト
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こちらは、会場に展示されていた仮面。坂口さんが手作りされた実物なのだそうだ。
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おまけ。劇場でミネラルウォーターを買ったら、ラベルに『NO MORE 映画泥棒』のカメラ男が。まだ見たことないけど、カメラ男のフィギュア作ってワンフェスで売る人とかカメラ男の扮装して舞台でコント演る人とか、いそうだよね(^_^;
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コメント

坂口祐三郎さんは後年スポーツ紙に連載したエロ記事もどき(有名女優の容姿から、その人の女性器の形状、性行為を考察する)が残念です。あの容姿ですからおもてになって実体験も含め色々浮名を流したのでしょうが、「赤影」のイメージからは正反対の内容でした。
一時期、京本政樹さん主演で復活みたいな話(京本政樹さんのただの希望?)もありましたが「子供向け時代劇」と言うのは、大人向けの時代劇すら新作が無くなっている現在もう企画的に無理なんでしょうか?

投稿: 代表 | 2015年7月16日 (木) 08時10分

 日本人が時代モノを嫌いになったということでもないんでしょうね。

 落語の伝統的な演目の多くは江戸時代のお話しですし、講談は相変わらず夏に怪談、暮れに忠臣蔵をかけますし、何年か前に山寺宏一さんの主演で、わたしもその他大勢の一人として(笑)出演させていただいた群読劇「倶利伽羅落(くりからおとし)」は平家物語の一節ですし、比較的最近では、歴女だの刀ブームなんて話題もありますしね。

 時代モノを「実写映像化」ってところがネックになってるんでしょうか。

 そういえば先日、新潮新書/春日太一著「なぜ時代劇は滅びるのか」という本を買い求めました。なぜそう思うのか自分でもうまく説明できないんですが、時代劇の今の状況を日本の特撮業界は他山の石として学ばなきゃいけないような気がしてるんですよ。

 ……て、ご質問の答えになってませんが(^_^;

投稿: 木全 直弘 | 2015年7月16日 (木) 14時09分

時代劇も特撮と同じで、制作状況が滞ると技術が伝承されないと言う部分が多々あるんですよね。
「特撮博物館」と同じに「時代劇博物館」と言う企画をすれば高齢者を含め客を呼べるんじゃないですかね?

投稿: 代表 | 2015年7月16日 (木) 22時04分

> 時代劇も特撮と同じで、制作状況が滞ると技術が伝承されないと言う部分が多々あるんですよね。

 御意。

> 「特撮博物館」と同じに「時代劇博物館」と言う企画をすれば高齢者を含め客を呼べるんじゃないですかね?

 高齢者の方々は喜んで来てくださるのでしょうね。あとはF1層にいかに訴求するかを思いつければ……。

投稿: 木全 直弘 | 2015年7月17日 (金) 14時12分

赤影が大好きで、ボール紙で仮面を作って遊んでいた頃が懐かしく思います。今回のイベントには、赤影を演じた俳優:坂口さんの手つくりの仮面も展示されていたようですが、撮影に使われた仮面とは宝石も形状も違っています。撮影用仮面は京本氏が持っていたようです。玩具会社の㈱バンダイの雑誌で取り上げられていました。バンダイ経由で他のプロップコレクターに流れた可能性がありますが、本物の仮面を見てみたい気がします。どこかにあればいいのですが!

投稿: 赤影ファン | 2015年8月10日 (月) 19時34分

ようこそ、いらっしゃいませ~>赤影ファンさま

 ずいぶん仮面にお詳しいようですね。

 おっしゃるとおり、どこかで本物の仮面を見られたらステキですね。

> 赤影が大好きで、ボール紙で仮面を作って遊んでいた頃が懐かしく思います。

 わたしもやりましたっ、仮面作り! つい作ってみたくなりますよねー(^_^;

 今ではウルトラでもライダーでも変身アイテムの類だの、お金さえ払えばいくらでも買えますが、「ライダー変身ベルト」出現以前は一般には手に入らないシロモノでしたからねー。

 わたしにはそこまでの腕はありませんでしたが、発売開始当初の宇宙戦艦ヤマトのプラモデルの船底からゼンマイギヤボックスをはずしてフルスクラッチで第3艦橋自作してくっつけてた猛者もいたとか……。

投稿: 木全 直弘 | 2015年8月10日 (月) 22時48分

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