『仮面の忍者 赤影』特別番組を観る
CSの時代劇専門チャンネルで放送された「『仮面の忍者 赤影』特別番組 みんな『赤影』が好きだった」を観る。
進行役は、みうらじゅんさん、ショッカーO野さん、そして、青影を演じられた金子吉延さんのお三方。
さらに、『赤影』のスタッフ、撮影の佐賀彰さん、記録の野崎八重子さん、助監督の岡本静夫さんによる鼎談コーナーも。
みうらさんは京都のご出身。当時、「赤影」撮影のため家族で京都に移り住んでいらした金子さんの通う小学校に学校をサボって訪ねていったというエピソードを披露。みうら少年は、どんなにワクワクしたことだろうか。
佐賀さんは、『赤影』に思い入れが強くて捨てられなかった台本を持参。表紙には、原作者・横山光輝先生による赤影の絵が……。そして中をめくると、ガリ版刷り。これは貴重だ。いつの日にか、ぜひ実物を拝見したいものだ。
ちなみに『赤影』といえば、見せ場の一つは凧に乗った白影さんと敵忍者との空中戦。その一人が、大きな傘で宙を飛ぶ卍党の黒道士。子どもの頃は、黒道士が手元で操るレバーで動力を生み出して飛んでいるものと思い込んでいた。まさか。あんな小さなレバーを動かす力くらいで空を飛べるハズもない。最近思いついたのは、あの傘は白影さんの凧と同様、風を受けて飛んでいるのだと。手元のレバーは、進む方向や速度を調節するためのコントローラーなのだ。
いや、しょせん妄想に過ぎないのだろうが、こんなふうにイメージを膨らませられるところが『赤影』というドラマの奥深いところだ。
おまけ。放送映画出版刊/別冊テレビジョンドラマ『仮面の忍者・赤影』の表紙。中身は、写真をふんだんに使い、登場キャラクターや全話紹介、スタッフ・キャストのリストに加え、平山亨先生、坂口徹郎さんへのインタビュー記事も。今や、お二人とも故人となられた。奥付けによれば、発行は1986年5月1日。あれから、もう三十年が経とうとしている。まさしく、光陰矢のごとし。
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