イベント「ウルトラマンの日 in 杉並公会堂 THE LEGENDS 1966」を観に行く。
ををっ、聖地! あの日から50年。とうとう、ここまでやって来た!

今日のイベントのポスター。

傍らには、ウルトラマンの立像も。

入り口には、開催プログラム。

中に足を踏み入れると、タペストリー。

さらに、歴代車輌の写真も。わたしは、ポインターのを撮ってみた。

会場内では、さっそく塩野勝美さんや電兄弟の皆さんらと再会する。
『大怪獣モノ』や『ガルパンダZ』でナレーターを務めたことを話していると、その場に居合わせた方からサインを求められる。またしても、フツーに氏名を書く。すみませんねえ(^_^;
いよいよ、開演の時刻。席に着くと、脇の通路を海洋堂の宮脇修一センム(もちろん、ニックネーム。ホントの肩書きは社長さんだ)にとてもよく似た人が通り過ぎて行くのを目撃する。
オープニングは映像。宇宙空間を駆け抜ける赤い球と青い球。しっかりとしたナレーションがかぶさる。二つ球はたびたび衝突しながら、やがて地球、そして日本へ。
続いて、司会進行役のTBSアナウンサー安東弘樹さん登場。ここまでですでに、主催者サイドの力の入れ具合が伝わってくる。これまで何度も参加してきたウルトラのイベントとはレベルが違うようだ。
安東さんは『アッコにおまかせ!』のめくりのコーナーで拝見していたノリもそのままに、ときに脱線しかける出演者のトークを巧みにフォローされていた。
最初に登壇したのは、キャストの皆さん。黒部進さん、桜井浩子さん、二瓶正也さん、津沢彰秀さん。二瓶さんのお姿を拝見したのは、もう30年ほど前になるだろうか。やはり特撮のイベントで、そのときは毒蝮三太夫さんとかけ合いのトークを披露されていた。その頃にくらべると、ずいぶんふくよかになられたご様子。しかし話し始めると、わたしの知っている二瓶さんそのままだ。その毒蝮さんは、ビデオレターで参加。
ただお一人、登壇されないメンバー・小林昭二さんのお姿は、『ウルトラマン』本編の名場面ダイジェストで。お懐かしや。キャップ、自分は今、泣いています!
さらに、ウルトラマンの中の人、古谷敏さんもトークに加わる。同じくビデオレターで、ナレーターを務められた石坂浩二さん、浦野光さんも登場。
スタッフからは、飯島敏宏監督、満田かずほ監督のお二人。満田監督はピグモンに連れられて、飯島監督はバルタン星人を従えての登場(^_^;
ここで、50年前の今日放送された『ウルトラマン前夜祭・ウルトラマン誕生』の上映。飯島監督からは、当日の混乱が語られた。このときウルトラマンが階段でコケた、というのは有名なエピソードだが、映像では、上手上段に姿を現したウルトラマンが下手に向かって階段を降りてくるところ、途中で客席の画にカットが切り替わる。おそらく、この編集でカットされたトコでコケたんだろうなあ(^_^;
桜井さんは、科特隊の出番までずいぶんと待たされたとおっしゃっていた。実際観直してみると、モンスター博士だの三人組の泥棒だの、確かに『ウルトラマン』本編に登場しない人たちのシーンがやたら長い(^_^;
今日の入場記念プレゼントの一つ、その『ウルトラマン前夜祭・ウルトラマン誕生』復刻台本。

表紙には、
7月6日(水) 技術スタッフ打合せ
7月7日(木) リハーサル
7月8日(金) 同上
7月9日(土) VTR本番
などとある。急ピッチで準備が進められた様子がうかがえる。中をめくると、ガリ版刷りの筆致もそのまま。当時がしのばれる。
50年前のあの日。『ウルトラQ』からの流れで、確かに放送を観ていたと思うんだけどなあ。なにしろまだ幼稚園児だったからなあ。ナンセンス・トリオさんの
♪親亀の背中に子亀を乗せてー
のネタを観た記憶がおぼろげに……。あの頃、大流行りで連日テレビで流れていたような気がするンダ。
当時のわたしは、無知で無力で、自分を害する敵やウソつきを見極めることもできない無抵抗な幼児だった。
少し大きくなって、東京の杉並公会堂とやらいうところで公開録画が行われたらしいことを知ったときも、遠い遠い別世界のことのように感じたものだ。
そして今、ここにいる。たどり着くまでが長かったよ、パトラッシュ。
こちらは、「ウルトラマンシリーズ」効果音スペシャルCD。

こんなに収録されている。

トークコーナーの後は、大門一也さんとボイジャーさんによる歌のコーナー。これが目当てで来られたお客さんも多いのか、場内は大合唱状態に……。
最後は、全ウルトラ戦士42人が大集合。一人ひとり、“なんとかの戦士・誰それ”みたいに紹介されてゆく。壮観だ。
締めは、最新ウルトラ作品にご出演の石黒英雄さんが、初代・黒部進さんと握手をかわす。ここに、歴史は引き継がれた。
終演後、地下の物販コーナーにも寄ってみる。海洋堂さんのブースにセンムのお姿はナシ。久しぶりに、ご挨拶してみたかったんだがなあ。店番をしていた方に聞いてみると、さっきお見かけしたのは、やはりご本人だった模様(^_^;
マルサンさんのブース。六代目社長の神永さんのお姿も見えない。やはり店番をしていた方のお話しでは、遊びに行っているのだとか(^_^;
そのお隣は、ブルマァクさんのブース。なんと、イシヅキ(漢字が表示できん)三郎さんがフツーに売り子をされていた。以前お会いしたことのある旨申し上げると、憶えていてくださった。そして、にこやかに、
「お元気そうで、なによりですね」
ホントすんません。それ、ボクのセリフですorz
このお方こそ、この宇宙にソフビ怪獣人形を生み出された伝説の男・イシヅキ三郎さんだっ!

ほかにも、M1号の西村さんのお姿もお見かけしたのだが、声をかけそこなってしまう。ザンネン。
会場を後にしJR荻窪駅に向かって歩いていると、自転車で疾走するUMA研究家・天野ミチヒロさんとすれ違う。思わす、
「天野さーん!」
と声をかける。
「どうしたんですかっ、そんなに急いでっ!」
「もちろん、ウルトラのっ!」
「杉並公会堂なら、この道をまっすぐ行った左手ですっ!」
「打合せがあるので、じゃっ!」
と、短いやり取り。18:30からの部を観覧されるのであろう。
今日、出会った人たち。今日、想い出した人たち。みんなみんな、出会うべくして出会った人たちなんだと思う。あの日から、50年。初めて訪れた杉並公会堂だけれど、なんか、還って来たという感じがした。
とても理屈には合わない話しだけれど、ぼくは、還るべきところに還ってきたんだと思う。
これまで、アウェーな環境に身を置くことも多かったけれど、ここは、間違いなくホームだ。
であれば、ここにたどり着いたとき最初に口にすべき言葉は、これだったんだろう。
「ただいま」
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