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2018年8月25日 (土)

紙芝居のおじさん始めました

 なあんか、「冷し中華始めました」みたいなっちゃったなー(^_^;

 地元の図書館などで月に何度か、紙芝居を実演するボランティアがあると知り、やってみたい欲求が高まったので、その会に参加してみる。

 こうしてブログを書くのが物書きとしての自主トレであるように、ボランティアとして紙芝居を演じることが、役者としての自主トレにもなるかと思ってのことさ。

 先月から二度の勉強会参加を経て、今日の紙芝居デビューに漕ぎつけた。

まあ試しにこのへんから演ってみなはれと、会から貸し出された紙芝居。題材は、スマトラの民話から。12枚の色鮮やかな場面から構成されている。
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 この間、自分なりに稽古もしてきたわけだが、未だ勝手の判らぬ部分も多々アリorz

ワラにもすがるよな想いで読んだご本。わたしみたいなドシロウトにも分かるよう、紙芝居実演のノウハウが詳しく述べられている。ありがたや、ありがたや。
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こちらは、絵本との対比を通して、紙芝居の特性が述べられた解説書。というより、もはや理論書か。作家として、いずれの作品も多く産み出してこられた著者ならではご本。この二冊を合わせて読むと、とても勉強になる。
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 今日のスケジュールはというと、まずは夏休み中ということもあって、紙芝居を演じてみたい子どもさんたちに、その機会を設けるのが、第一の趣旨。

 本番に先立ち、図書館の会議室でリハーサルがなされる。冒頭、会のメンバーのお一人が実演された後、小学生の4人の子どもさんたちが、それぞれに別々の作品を演じる。最後に、わたしの出番。

 ところが、これが、さんざんな結果に(^_^;

 ある程度、自分なりに仕上げてもきたつもりだったが、お話が進むにつれて、子どもさんたちの集中力がみるみる途切れてゆくのが、手に取るように伝わってくるのだっ!

 たった12枚の紙をめくる間の、目の前にいるたった4人の子どもさんたちの、その気持ちさえも、つなぎとめておくこともできないっ!

 いやあ、ショックでしたよ。もうね、どこの大御所の大先生にダメ出しされるより、よっぽどキツイ。子どもさんたちは皆、正直ですからねー。子どもさんたちの実演が、とても上手だったこともあり(昨日初めて渡されたお題で、今日スグ本番ですト!)、ホント、オレのこれまでのゲーレキは一体ナンだったのかと。久しぶりに逃げようかと思いましたよ。(アカンがな)

 まあ、頭を抱えてばかりでも仕方がないので、大急ぎで立て直しを図る。

 本番が始まるまでの短い間に、そのご準備でお忙しいスタッフの方々を片っ端からつかまえてコメントをいただく。どうも、熱量というか、勢いというか、そーゆーものが不足していたようだ。

 それについては、心当たりが……。なまじ経験のあるがゆえに、紙芝居を演じる際、どうしてもキャラクターを作り込んでしまうのだ。

 ところがそれは、必ずしも紙芝居の望ましい演じ方ではないらしいと。それを知り、何とかしようという自分の中での迷いが、テンション低いという形で現れてしまっていたのだ。なんのことはない、声色だけ抑えるつもりが、芝居までショボくなってしまっていたわけだ。やれやれ。

 しかし、そうと分かれば、もはやアゲてゆくのみ!

 どうにか演じ終え、お褒めのお言葉も幾人の方からいただくこともできた。しかしながら、自分の中での迷い、未だ払拭できたわけでなく。さあてこれから、どーしたものやらorz

 まあ、焦らずやろう(^_^;

 終演後、インタビューも受ける。先に実演された方は紙芝居のボランティアだけでなく、地元のNPO活動にも参加されており、そのつながりで、わたしなどの紹介記事を広報誌だかに掲載されたいそうな。上に書いてきたようなザンネンなアリサマをアリテイに白状する(^_^;(こんなんで、記事になるのかしら)

 なにはともあれ、おかげさまで今回、ボランティア活動という未踏の領域に足を踏み入れることもできた。ま、こんなことでもして功徳を積んでおけばさ、いざ死んで地獄に堕ちたときに、見上げる天上界の彼方から蜘蛛の糸の一本も下りてきてくれるやも知れぬじゃないのさ(^_^;(て、芥川龍之介かよ)

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2018年8月 3日 (金)

♪都の西北 早稲田の老舗

 早稲田にある老舗おそば屋さん、三朝庵さんが、ついに閉店との報に接し、ちょうど近くを訪れる機会もあって出かけてみる。

 このブログでおそば屋さんのことなど話題にしたこともないのだが、今回わざわざ出かけたのは、なにをかくそう、このお店こそ、河崎組の絵師・電次郎こと加藤礼次郎先生のご実家だからだ。

 もちろん、このお店自体も、河崎実監督作品のロケ地として、たびたび登場してきた。

灯の消えた店内の様子がうかがえる。永年、早稲田大学の学生さんたちの通ったお店であることは有名だ。同大学は、ここから目と鼻の先。
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こちらは入り口側に周って見たところ。
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「御用」の文字が並ぶところに、伝統の風格漂う感じが……。
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五代目店主の方のご挨拶状。「ごひいき」のフレーズが江戸っ子な。
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 そういえば以前、江戸文化研究で知られた杉浦日向子さんが、おそばをいただくときの粋な表現として、「手繰る」という言葉を紹介されていたっけ。このお店では、さぞかし多くの人たちが、おそばを粋に「手繰った」ことだろう。

そして、加藤礼次郎先生のご本の表紙画像も併せて。あえて製作途中の一過程、ネームの段階の未完成な魅力を表現しようとの同人誌ならではの試みだ。
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 てなワケで、平成最後の夏の一コマの巻でござる。

おまけ。街で見かけたチラシ。Photo_06

 「太陽の塔への道」と言っても万博会場へのツアーの案内ではなく、作者の岡本太郎氏の太陽の塔に至る作品を取り上げた企画展なのだそうだ。南青山にある岡本太郎記念館にて。

 いや、こんなにキレイに写っている太陽の塔の写真を見るのは初めてなので、思わず載せてしまった次第(^_^;

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