♪都の西北 早稲田の老舗
早稲田にある老舗おそば屋さん、三朝庵さんが、ついに閉店との報に接し、ちょうど近くを訪れる機会もあって出かけてみる。
このブログでおそば屋さんのことなど話題にしたこともないのだが、今回わざわざ出かけたのは、なにをかくそう、このお店こそ、河崎組の絵師・電次郎こと加藤礼次郎先生のご実家だからだ。
もちろん、このお店自体も、河崎実監督作品のロケ地として、たびたび登場してきた。
灯の消えた店内の様子がうかがえる。永年、早稲田大学の学生さんたちの通ったお店であることは有名だ。同大学は、ここから目と鼻の先。
こちらは入り口側に周って見たところ。
「御用」の文字が並ぶところに、伝統の風格漂う感じが……。
五代目店主の方のご挨拶状。「ごひいき」のフレーズが江戸っ子な。
そういえば以前、江戸文化研究で知られた杉浦日向子さんが、おそばをいただくときの粋な表現として、「手繰る」という言葉を紹介されていたっけ。このお店では、さぞかし多くの人たちが、おそばを粋に「手繰った」ことだろう。
そして、加藤礼次郎先生のご本の表紙画像も併せて。あえて製作途中の一過程、ネームの段階の未完成な魅力を表現しようとの同人誌ならではの試みだ。
てなワケで、平成最後の夏の一コマの巻でござる。
おまけ。街で見かけたチラシ。
「太陽の塔への道」と言っても万博会場へのツアーの案内ではなく、作者の岡本太郎氏の太陽の塔に至る作品を取り上げた企画展なのだそうだ。南青山にある岡本太郎記念館にて。
いや、こんなにキレイに写っている太陽の塔の写真を見るのは初めてなので、思わず載せてしまった次第(^_^;
| 固定リンク


コメント